お知らせ - 15系#

15.00リリース - 2025-02-09#

毎年恒例の肉の日メジャーリリースです!このリリースには後方互換性が壊れる変更はありません!既存のデータベースを移行せずにMroongaをアップグレードできます。既存のデータベースをそのまま使い続けることができます。

改良#

mroonga_n_workers: 並列実行をサポート#

GH-877

mroonga_n_workersでGroongaの並列度を設定できます。CREATE IDNEXなどのいくつか操作はこのサーバー変数を参照します。この変数を使うことで、複数のCPUコアで高速化できます。

通常、SETではなく、my.cnfで設定するべきです。なぜなら(少なくとも今のところは)現在のセッションの並列度を変更できないからです。SETで変更したい場合は、SET GLOBALで設定してMySQLに接続し直す必要があります。

MariaDB: MariaDB 10.5.28, 10.6.21, 10.11.11, 11.4.5をサポート#

最新のMariaDBのリリースでMroongaを使えます。

修正#

ラッパーモード: ラップしているエンジンのインデックス情報が正しく使われないことがある問題を修正#

GH-634

もし、ラップしているエンジンのインデックス情報が正しく使われないと、MariaDBは適切なインデックスを使えないかもしれません。これによりクエリー実行が遅くなるかもしれません。