お知らせ - 15系#
15.05リリース - 2025-04-08#
改良#
MraiaDB 10.6.21と10.11.11をサポート#
これらは最新のMariaDBのリリースです。
15.04リリース - 2025-03-29#
改良#
Ubuntu: Ubuntu 20.04サポートを終了#
2025-04にEOLを迎えるためです。
AlmaLinux: Percona Server 8.4をサポート#
AlmaLinux 9と Red Hat Enterprise Linux 9互換のディストリビューションでだけ利用できます。
MariaDB 11.8を部分的にサポート#
MariaDB 11.8はまだGAになっていませんが、MariaDB 11.8と一緒にMroongaをビルドできるようになりました。
MariaDB 11.8はデフォルトでutf8mb4_uca1400_*
照合順序を使います。groonga-normalizer-mysql 1.2.6はutf8mb4_uca1400_*
互換のノーマライザーを持っていますが、まだMroongaでは使えません。次のリリースまでには実装されているはずです!
Windows: Visual Studio 2019から2022に変更#
以前のリリースのビルド済みバイナリーはVisual Studio 2019を使ってビルドしていました。しかし、このリリースからはVisual Studio 2022を使っています。これによるユーザーへの影響はないはずです。
15.00リリース - 2025-02-09#
毎年恒例の肉の日メジャーリリースです!このリリースには後方互換性が壊れる変更はありません!既存のデータベースを移行せずにMroongaをアップグレードできます。既存のデータベースをそのまま使い続けることができます。
改良#
mroonga_n_workers: 並列実行をサポート#
mroonga_n_workersでGroongaの並列度を設定できます。CREATE IDNEX
などのいくつか操作はこのサーバー変数を参照します。この変数を使うことで、複数のCPUコアで高速化できます。
通常、SET
ではなく、my.cnf
で設定するべきです。なぜなら(少なくとも今のところは)現在のセッションの並列度を変更できないからです。SET
で変更したい場合は、SET GLOBAL
で設定してMySQLに接続し直す必要があります。
MariaDB: MariaDB 10.5.28, 10.6.21, 10.11.11, 11.4.5をサポート#
最新のMariaDBのリリースでMroongaを使えます。
修正#
ラッパーモード: ラップしているエンジンのインデックス情報が正しく使われないことがある問題を修正#
もし、ラップしているエンジンのインデックス情報が正しく使われないと、MariaDBは適切なインデックスを使えないかもしれません。これによりクエリー実行が遅くなるかもしれません。