Mroongaブログ

2017-08-29

Mroonga 7.06リリース!

今日は肉の日ですね!

Mroonga 7.06 をリリースしました!

変更点

今月の変更点は以下の通りです。

  • 生成カラム(Generated Column)のサポート

生成カラム(Generated Column)のサポート

今回のリリースでは、生成カラム(Generated Column)をMroongaでもサポートしました。 これは他のカラムの値を自動計算した結果を取り出すことのできるカラムを定義できる機能です。

たとえば、次のような定義でJSONの一部を取り出した結果を使って検索することができるようになります。

CREATE TABLE logs (
  id INT,
  record JSON,
  message VARCHAR(255) GENERATED ALWAYS AS (json_extract(`record`, '$.message')) STORED,
  FULLTEXT INDEX(message) comment 'tokenizer "TokenBigramSplitSymbolAlphaDigit"'
) ENGINE=Mroonga DEFAULT CHARSET=utf8mb4;

上記の例だと、record の値の一部を message カラムの内容として定義しています。 すると、次のようなクエリでJSONの一部だけを全文検索することができます。

> SELECT * FROM logs WHERE MATCH(message) AGAINST("ar" IN BOOLEAN MODE);
+------+-----------------------------------------+-----------+
| id   | record                                  | message   |
+------+-----------------------------------------+-----------+
|    1 | {"level": "info", "message": "start"}   | "start"   |
|    2 | {"level": "info", "message": "restart"} | "restart" |
+------+-----------------------------------------+-----------+
2 rows in set (0.02 sec)

実データを持たない VIRTUAL も定義できます。

CREATE TABLE logs (
  id INT,
  record JSON,
  message VARCHAR(255) GENERATED ALWAYS AS (json_extract(`record`, '$.message')) VIRTUAL
) ENGINE=Mroonga DEFAULT CHARSET=utf8mb4;

ただし、この場合、FULLTEXT INDEX(message) を張ることはできません。

おわりに

7.05からの詳細な変更点は7.06リリース - 2017-08-29を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!

2017-07-29

Mroonga 7.05リリース!

今日は肉の日ですね!

Mroonga 7.05 をリリースしました!

変更点

今月の変更点は以下の通りです。

  • mroonga_query_log_file のサポート
  • MariaDB 10.2.7をサポート
  • mroonga_commandの自動エスケープ対応
  • Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)サポート終了

mroonga_query_log_file のサポート

今回のリリースでは、mroonga_query_log_file変数をサポートしました。

この変数にパスを設定しておくと、Groongaのクエリーログを出力することができるようになります。

mysql> SET GLOBAL mroonga_query_log_file = "/tmp/query.log";

Mroongaが内部で利用しているストレージエンジンとしてのGroongaのボトルネックを解析したい、といった用途に使うことができます。

MariaDB 10.2.7をサポート

今回のリリースでは、メーリングリストで報告のあったMariaDB 10.2.7のビルドエラーを修正しました。

mroonga_commandの自動エスケープ対応

今回のリリースでは、mroonga_commandの自動エスケープに対応しました。

これはどういうことかというと、コマンドとその引数を分けて指定できて、なおかつ自動的にエスケープされるようになるのでmroonga_commandが今までより使いやすくなりますよ、ということです。

今までは、mroonga_commandに渡した文字列がどうエスケープされて最終的にGroongaに渡されるかということを気にしないといけなかったので、そのあたりがだいぶらくになります。

新しい構文と使用例は以下の通りです。

SELECT mroonga_command('COMMAND_NAME',
                      'PARAMETER_NAME_1', 'PARAMETER_VALUE_1',
                       ...,
                      'PARAMETER_NAME_N', 'PARAMETER_VALUE_N');

使用例:

SELECT mroonga_command('select',
                       'table', 'diaries',
                       'filter', 'title @ "Groonga"');

Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)サポート終了

今回のリリースから、Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)向けパッケージの提供を終了しました。7/20にUbuntu 16.10がEOLとなったためです。

LTS等への移行をオススメします。

おわりに

7.04からの詳細な変更点は7.05リリース - 2017-07-29を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!

2017-06-29

Mroonga 7.04リリース!

今日は肉の日ですね!

Mroonga 7.04 をリリースしました!

変更点

今月の変更点は以下の通りです。

  • Debian 9 (stretch)をサポート

Debian 9 (stretch)をサポート

今回のリリースでは、今月リリースされたDebian 9 (stretch)をサポートしました。

Debian 9でのMroongaのインストール方法はインストールを参照してください。

おわりに

7.03からの詳細な変更点は7.04リリース - 2017-06-09を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!

2017-06-27

ConoHa支援プログラム終了に伴うサーバー移行について

気づいた人は少ないかもしれませんが、最近GroongaやMroongaのソースコードやパッケージを提供するのに使っている https://packages.groonga.org をConoHaから別のサービスへと移行しました。

ConoHa支援プログラムとは

「オープンソースソフトウェアの開発コミュニティやユーザー会、スタートアップ企業など、IT業界を盛り上げるみなさまを応援する支援制度」です。

Groongaプロジェクトは2014年9月頃に採用され、それ以来ずっとサーバー面をConoHaに支援してもらってきました。 当時のリリースブログエントリにもその紹介があります。

過去にはイベントの会場を提供してもらったり、イベントレポートを公開してもらったこともありました。ありがとうございました!

当時のコミュニティーの具体的な活動内容や今後の目標についてのインタビュー記事もブログ記事として読むことができます。

さいごに

コミュニティーの活動をサーバー面で支援してもらって、とても助かりました。 これまで支援ありがとうございました!

2017-05-29

Mroonga 7.03リリース!

今日は肉の日ですね!

Mroonga 7.03 をリリースしました!

変更点

今月の変更点は以下の通りです。

  • [ストレージ] INDEX_MEDIUMINDEX_SMALL フラグをサポート
  • [CentOS] 最新のPercona Server 5.6/5.7をサポート

[ストレージ] INDEX_MEDIUMINDEX_SMALL フラグをサポート

今回のリリースでは、Groonga 6.0.8で追加されたよりコンパクトなインデックスを構築するためのフラグをサポートしました。 データベースに保存しているデータのうち、インデックス対象となるデータがある程度小さいことがわかっている場合に使えるやり方です。うまく活用できれば、メモリー使用量を減らすことができます。

INDEX_SMALL は10億レコードに達しないことがわかっている場合に使えます。デフォルトのインデックスカラムに比べてメモリー使用量を1/256へと削減が見込めます。INDEX_MEDIUMINDEX_SMALL では不足する場合に使うとよいでしょう。

例えば、次のようにこのフラグを指定します。

CREATE TABLE diaries (
  id INT PRIMARY KEY AUTO_INCREMENT,
  content VARCHAR(255),
  FULLTEXT INDEX (content) COMMENT 'flags "INDEX_SMALL"'
) ENGINE = Mroonga DEFAULT CHARSET utf8;

[CentOS] 最新のPercona Server 5.6/5.7をサポート

今回のリリースでは、Percona Server 5.6.36および5.7.18をサポートしました。

おわりに

7.02からの詳細な変更点は7.03リリース - 2017-05-09を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!

2017-04-29

Mroonga 7.02リリース!

今日は肉の日ですね!

Mroonga 7.02 をリリースしました!

変更点

今月の変更点は以下の通りです。

  • [CentOS] MySQL 5.6.36とMySQL 5.7.18でビルドエラーになる問題を修正しました
  • Ubuntu 17.04 (Zesty Zapus)をサポートしました
  • Ubuntu 12.04 (Precise Pangolin)のサポートをやめました

[CentOS] MySQL 5.6.36とMySQL 5.7.18でビルドエラーになる問題を修正しました

先日MySQLのアップデートがありましたが、Mroonga側でアップデートを出せていませんでした。 通常リビルドするだけでよいのですが、Mroonga側でソースコードも修正する必要があったためです。

今回のリリースでは、最新版であるMySQL 5.6.36とMySQL 5.7.18にそれぞれ対応しています。

Ubuntu 17.04 (Zesty Zapus)をサポートしました

今回のリリースでは、リリースされたばかりのUbuntu 17.04をサポートしました。

PPAからインストールすることができます。

Ubuntu 12.04 (Precise Pangolin)のサポートをやめました

4/28を持ってUbuntu 12.04がEOLとなるため、今月のリリースからパッケージの提供をやめました。

より新しいLTSへの移行をおすすめします。

おわりに

7.01からの詳細な変更点は7.02リリース - 2017-04-09を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!