mroonga 3.05リリース
mroonga 3.05 をリリースしました!
インストール/アップグレード方法
それぞれの環境毎のインストール方法: インストール
以前のバージョンからアップグレードする場合には、アップグレード手順に注意が必要です。現在お使いのバージョンごとのアップグレード手順を参照してください。
1.20より前のバージョンからアップグレードする場合は 1.20リリース 2012/01/29 にある手順を使ってください。
1.20からアップグレードする場合は 2.00リリース 2012/02/29 にある手順を使ってください。
2.00か2.01からアップグレードする場合は、 2.02リリース 2012/04/29 にある手順でパッケージ署名用の新しい鍵をインポートしてください。
2.00以降でストレージモードにてマルチカラムインデックスを使っている場合は 2.02リリース 2012/04/29 にある手順でインデックスを作り直してください。
2.04以降でストレージモードにてSETカラムもしくは要素数が256より少ないENUMを使用している場合は、 2.05リリース 2012/07/29 にある手順でデータベースを再作成してください。
2.05以降でマルチカラムインデックスをVARCHARやCHAR型に対して使っている場合は、 2.08リリース 2012/10/29 にある手順でインデックスを再作成してください。
2.08以降でTIMESTAMP型のカラムを使っているテーブルがあれば、データベースを再作成してください。CHAR(N)を主キーとしているテーブルがあれば、インデックスを再作成してください。手順は 2.09リリース 2012/11/29 にあります。
今回のリリースの主なトピックは以下の通りです。
- fast mutexesオプションのカスタマイズをサポート
- Windows向けMariaDBバンドル版mroongaの提供を開始
fast mutexesオプションのカスタマイズをサポート
今回のリリースではfast mutexesオプションをビルド時にカスタマイズできるようにしました。
groonga公式で提供しているパッケージだけを使っている場合にはこのオプションをカスタマイズできるかどうかは関係ありません。
他のリポジトリで提供されているMySQLと一緒に使おうとするなどしたときにfast mutexesオプションの有無が動作上問題となることがあります。
configure時に有効にするには以下のように指定します。
./configure --enable-fast-mutexes
cmakeを使ってビルドする場合は以下のように指定します。
cmake -DWITH_FAST_MUTEXES=on
Windows向けMariaDBバンドル版mroongaの提供を開始
長いことmroongaはLinux向けにのみパッケージを提供していましたが、今回からリリース対象としてWindows版の提供を始めました。
一部ソースコードの変更が必要なことから、Maria DBにバンドルするかたちでの提供となります。
32bit版/64bit版はそれぞれ以下のURLからダウンロードすることができます。
さいごに
3.04からの詳細な変更点は 3.05リリース 2013/06/29 を確認してください。
それでは、mroongaでガンガン検索してください!