Mroonga 5.04リリース!
今日は肉の日ですね!
Mroonga 5.04 をリリースしました!
- インストール方法: インストール
- アップグレード方法: アップグレードガイド
今回のリリースのハイライトは以下です。
- トークナイザーなどのパラメーター名を改善(6.XXまでは互換性あり)
- [ストレージモード]
STRICT_TRANS_TABLES
のときの不正な日付の扱いを改善(非互換)
トークナイザーなどのパラメーター名を改善(6.XXまでは互換性あり)
以下のパラメーター名が変更になりました。旧パラメーター名はMroonga6系(6.XX)までは使うことができますが、2017年2月にリリース予定の7.00で削除される予定です。すぐに影響はありませんが、早めの変更をおすすめします。
- トークナイザー指定時のキーワードを
parser
からtokenizer
に変更- インデックスコメント:
parser
->tokenizer
- サーバー変数:
mroonga_default_parser
->mroonga_default_tokenizer
- インデックスコメント:
- インデックスカラムのflagsのパラメーター名を
index_flags
からflags
に変更 - Groongaのカラムの型のパラメーター名を
type
からgroonga_type
に変更
[ストレージモード] STRICT_TRANS_TABLES
のときの不正な日付の扱いを改善(非互換)
ストレージモードのときに、sql_mode
にSTRICT_TRANS_TABLES
が指定されたときの挙動が変更になりました。
今までは、不正な日付(0月0日など)が指定された場合でもワーニングとなってレコードの挿入は成功していました。しかし、MySQL全体としてはSTRICT_TRANS_TABLES
が指定された場合はワーニングがエラーになるという挙動なので、それに合わせてMroongaのストレージモードでもエラーにするようにしました。レコードの挿入も失敗するようになります。
これは非互換な変更ですが、今までの挙動が問題だったので修正しました。
なお、STRICT_TRANS_TABLES
でない場合の挙動は変わっていません。0月0日のような日付は1月1日として扱われます。詳細はリファレンスをご覧ください。(近いうちに、STRICT_TRANS_TABLES
の場合の記述を追加したいと思っています)
おわりに
5.03からの詳細な変更点は 5.04リリース - 2015-06-29 を確認してください。
それでは、Mroongaでガンガン検索してください!