Mroongaブログ

2019-05-29

Mroonga 9.03リリース!

今日は肉の日ですね。

Mroonga 9.03 をリリースしました!

変更点

今回の変更点は以下の通りです。

  • INDEX_LARGE フラグをサポートしました
  • 最新の MySQL/MariaDB/Percona Serverをサポートしました
  • MariaDB 10.1/10.2 向けのwindowsパッケージを再度サポートしました

INDEX_LARGE フラグをサポートしました

今回のリリースでは INDEX_LARGE フラグをサポートしました。

このフラグは、大きなデータをサポートするインデックスを作成するのに使います。 大きなデータといっても、データに依存します。ただ一定の指標があって、それは1000万レコードあり、マルチカラムインデックスを使っているか、インデックスのテーブルにトークナイザーが指定されているかどうかです。

INDEX_FLAG は次のように COMMENT で指定します。

CREATE TABLE memos (
  content VARCHAR(64) NOT NULL,
  KEY (content) COMMENT 'flags "INDEX_LARGE"'
) ENGINE=Mroonga DEFAULT CHARSET=utf8mb4;

注意事項として、INDEX_FLAG を使うことで、通常のインデックスの2倍程度メモリ使用量が増えます。

最新の MySQL/MariaDB/Percona Serverをサポートしました

今回のリリースでは、以下の最新の MySQL/MariaDB/Percona Server をサポートしました。

  • MySQL 5.6.44, 5.7.26
  • MariaDB 10.1.40.
  • MariaDB 10.2.24.
  • MariaDB 10.3.14, 10.3.15.
  • Percona Server 5.6.44.

MariaDB 10.1/10.2 向けのwindowsパッケージを再度サポートしました

前回のリリースで明示的にアナウンスしていませんでしたが、MariaDB 10.3にMroongaをバンドルしたWindowsのパッケージ(zip)だけでなく、10.1や10.2のパッケージの提供をはじめました。

もし、古いバージョンのMariaDB (10.1や10.2) をバンドルしているMroongaのパッケージを使っているなら、同系統のバージョンでのアップグレードがしやすくなりますね。

これを機会に新しいMroongaを試してみてください。

おわりに

9.03からの詳細な変更点は9.03リリース - 2019-05-29を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!