Mroonga 7.05リリース!
今日は肉の日ですね!
Mroonga 7.05 をリリースしました!
- インストール方法: インストール
- アップグレード方法: アップグレードガイド
変更点
今月の変更点は以下の通りです。
mroonga_query_log_file
のサポート- MariaDB 10.2.7をサポート
mroonga_command
の自動エスケープ対応- Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)サポート終了
mroonga_query_log_file
のサポート
今回のリリースでは、mroonga_query_log_file
変数をサポートしました。
この変数にパスを設定しておくと、Groongaのクエリーログを出力することができるようになります。
mysql> SET GLOBAL mroonga_query_log_file = "/tmp/query.log";
Mroongaが内部で利用しているストレージエンジンとしてのGroongaのボトルネックを解析したい、といった用途に使うことができます。
MariaDB 10.2.7をサポート
今回のリリースでは、メーリングリストで報告のあったMariaDB 10.2.7のビルドエラーを修正しました。
mroonga_command
の自動エスケープ対応
今回のリリースでは、mroonga_commandの自動エスケープに対応しました。
これはどういうことかというと、コマンドとその引数を分けて指定できて、なおかつ自動的にエスケープされるようになるのでmroonga_command
が今までより使いやすくなりますよ、ということです。
今までは、mroonga_command
に渡した文字列がどうエスケープされて最終的にGroongaに渡されるかということを気にしないといけなかったので、そのあたりがだいぶらくになります。
新しい構文と使用例は以下の通りです。
SELECT mroonga_command('COMMAND_NAME',
'PARAMETER_NAME_1', 'PARAMETER_VALUE_1',
...,
'PARAMETER_NAME_N', 'PARAMETER_VALUE_N');
使用例:
SELECT mroonga_command('select',
'table', 'diaries',
'filter', 'title @ "Groonga"');
Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)サポート終了
今回のリリースから、Ubuntu 16.10(Yakkety Yak)向けパッケージの提供を終了しました。7/20にUbuntu 16.10がEOLとなったためです。
LTS等への移行をオススメします。
おわりに
7.04からの詳細な変更点は7.05リリース - 2017-07-29を確認してください。
それでは、Mroongaでガンガン検索してください!