Mroonga 4.09リリース!
今日は今年最後の肉の日ですね!
Mroonga 4.09 をリリースしました!
- インストール方法: インストール
- アップグレード方法: アップグレードガイド
変更点
今回の変更点は次の通りです。
mroonga_boolean_mode_syntax_flags
を追加- ノーマライザーなしの
FULLTEXT INDEX
を作れるようになった - Groongaで自動で作ったレコードでもプライマリーキーの値を参照できるようになった
Groonga 4.0.9の変更の中にはMroongaでも有用な機能があるので合わせて確認してください。Groonga 4.0.9でクラッシュバグが直っているのでMroongaがたまにクラッシュするという方はGroongaのアップグレードも検討してみてください。
mroonga_boolean_mode_syntax_flags
を追加
mroonga_boolean_mode_syntax_flags
を使うと MATCH () AGAINST ('...' IN BOOLEAN MODE)
での構文をカスタマイズできます。もう少し言うと、Groongaの構文を使えるようになります。
Groongaの構文を使うとできることが増えるというメリットはありますが、MySQLの標準的な構文からは外れていくというデメリットがあるので、バランスを考えて使ってください。
使い方の詳細はmroonga_boolean_mode_syntax_flags
のドキュメントを参考にしてください。
ノーマライザーなしのFULLTEXT INDEX
を作れるようになった
FULLTEXT INDEX (...) COMMENT 'normalizer "none"
というようにノーマライザーとして none
を指定するとノーマライザーなしのFULLTEXT INDEX
を作れるようになりました。
Groongaで自動で作ったレコードでもプライマリーキーの値を参照できるようになった
普通に使っている人は関係のない機能ですが、MroongaでGroongaの機能を使いこなす高度なテーブル設計をする方法 - CreateField Blogにある「全文検索用の語彙テーブルをSQLで参照することができるようになります」ということができるようになります。
さいごに
4.08からの詳細な変更点は 4.09リリース - 2014-12-29 を確認してください。
それでは、来年もMroongaでガンガン検索してください!