Mroonga 9.01リリース!
今日は肉の日ですね。
Mroonga 9.01 をリリースしました!
- インストール方法: インストール
- アップグレード方法: アップグレードガイド
変更点
今回の変更点は以下の通りです。
- トークナイザーやノーマライザー、インデックスに関するテーブルやコメントのパラメータのサポートを強化しました。
- 最新のMariaDBやPercona Serverをサポートしました。
- MariaDBをバンドルしたパッケージをAppVeyorでビルドできるようにしました。(まだTODOあり)
トークナイザーやノーマライザー、インデックスに関するテーブルやコメントのパラメータのサポートを強化
今回のリリースでは、トークナイザーやノーマライザー、インデックスに関するサポートを強化しました。
ストレージモードでは、トークナイザーのオプションを COMMENT
に指定できます。
CREATE TABLE foo (...) COMMENT='tokenizer "TokenNgram('n', 4)"'
従来の default_tokenizer
は非推奨になりました。上記のように tokenizer
を使ってください。
インデックスのパラメータとして LEXICON
を指定します。
FULLTEXT INDEX foo (bar) LEXICON='terms'
あるいは次のように指定します。
FULLTEXT INDEX foo (bar) COMMENT 'lexicon "terms"'
MariaDBでは、 TOKENIZER
, NORMALIER
と TOKEN_FILTERS
をテーブルのパラメータに指定できます。
CREATE TABLE foo (...) TOKENIZER='TokenNgram("n", 4)'
CREATE TABLE foo (...) NORMALIZER='NormalizerNFKC100("unify_kana", true)'
CREATE TABLE foo (...) TOKEN_FILTERS='TokenFilterNFKC100("unify_katakana_v_sounds", true)'
最新のMariaDBやPercona Serverをサポートしました
今回のリリースでは、以下の最新の MariaDB/Percona Server をサポートしました。
- Percona Server 5.7.25-28.
- MariaDB 10.3.13.
- MariaDB 10.2.23.
MariaDBをバンドルしたパッケージをAppVeyorでビルドできるようにしました
これまで、AppVeyor は単にWindowsでのビルドテストだけにしか使っていませんでした。 そのため、リリース用のパッケージは手動でビルドしていました。
AppVeyorでもパッケージをビルドできるようにしたので、artifactsのリンクからパッケージをダウンロードできるようになりました。
GitHubのリリースページからパッケージがダウンロードできる点には変更ありません。
おわりに
9.00からの詳細な変更点は9.01リリース - 2019-03-29を確認してください。
それでは、Mroongaでガンガン検索してください!