Mroongaブログ

2019-03-29

Mroonga 9.01リリース!

今日は肉の日ですね。

Mroonga 9.01 をリリースしました!

変更点

今回の変更点は以下の通りです。

  • トークナイザーやノーマライザー、インデックスに関するテーブルやコメントのパラメータのサポートを強化しました。
  • 最新のMariaDBやPercona Serverをサポートしました。
  • MariaDBをバンドルしたパッケージをAppVeyorでビルドできるようにしました。(まだTODOあり)

トークナイザーやノーマライザー、インデックスに関するテーブルやコメントのパラメータのサポートを強化

今回のリリースでは、トークナイザーやノーマライザー、インデックスに関するサポートを強化しました。

ストレージモードでは、トークナイザーのオプションを COMMENT に指定できます。

CREATE TABLE foo (...) COMMENT='tokenizer "TokenNgram('n', 4)"'

従来の default_tokenizer は非推奨になりました。上記のように tokenizer を使ってください。

インデックスのパラメータとして LEXICON を指定します。

FULLTEXT INDEX foo (bar) LEXICON='terms'

あるいは次のように指定します。

FULLTEXT INDEX foo (bar) COMMENT 'lexicon "terms"'

MariaDBでは、 TOKENIZER, NORMALIERTOKEN_FILTERS をテーブルのパラメータに指定できます。

CREATE TABLE foo (...) TOKENIZER='TokenNgram("n", 4)'
CREATE TABLE foo (...) NORMALIZER='NormalizerNFKC100("unify_kana", true)'
CREATE TABLE foo (...) TOKEN_FILTERS='TokenFilterNFKC100("unify_katakana_v_sounds", true)'

最新のMariaDBやPercona Serverをサポートしました

今回のリリースでは、以下の最新の MariaDB/Percona Server をサポートしました。

  • Percona Server 5.7.25-28.
  • MariaDB 10.3.13.
  • MariaDB 10.2.23.

MariaDBをバンドルしたパッケージをAppVeyorでビルドできるようにしました

これまで、AppVeyor は単にWindowsでのビルドテストだけにしか使っていませんでした。 そのため、リリース用のパッケージは手動でビルドしていました。

AppVeyorでもパッケージをビルドできるようにしたので、artifactsのリンクからパッケージをダウンロードできるようになりました。

GitHubのリリースページからパッケージがダウンロードできる点には変更ありません。

おわりに

9.00からの詳細な変更点は9.01リリース - 2019-03-29を確認してください。

それでは、Mroongaでガンガン検索してください!