Mroonga 8.06リリース!
今日は肉の日ですね。
Mroonga 8.06 をリリースしました!
- インストール方法: インストール
- アップグレード方法: アップグレードガイド
変更点
今回のリリースからGroonga 8.0.4以降が必要になります。Mroongaをすでにインストールしていて、かつGroonga 8.0.4以降をインストールしていない場合、MySQLが自動的に再起動されます。Mroonga 8.06が必要としているGroonga 8.0.4以降が、MySQLが再起動されるまで有効にならないためです。
主な変更点は以下の通りです。
- utf8mb4_0900族の照合順序をサポートしました。この変更により、groonga-normalizer-mysql 1.1.3以降とGroonga 8.0.4以降が必要になります。
- トークナイザーのオプションをサポートしました。
- 例:
tokenizer "TokenNgram(\'loose_symbol\', true)"
- 参考: http://groonga.org/ja/docs/news.html#release-8-0-2
- 例:
- [Windows] ベースにしているMariaDBを10.3.9にアップデートしました。
- 注意: MariaDB 10.3にアップグレードする前に、既存のMariaDB 10.1のデータベースをダンプする必要があります。そのあと、アップグレード後にリストアしてください。
- [Debian GNU/Linux] Debian 8 (jessie) のサポートをやめました。
- [Ubuntu] Ubuntu 17.10 (Artful Aardvark) のサポートをやめました。
お知らせ
9月20日(木)の9:30から、db tech showcase Tokyo 2018というイベントでMroongaに関する発表があります。 朝一番の枠のためあまり人がこなそうなので、お時間のある方はぜひお越しください。
イベント情報
- 場所: 秋葉原UDX カンファレンス (6F) (東京都千代田区外神田4-14-1)
- 参加費: 無料 (事前登録制)
発表タイトル
MySQL・PostgreSQLだけで作る高速あいまい全文検索システム
発表概要
ナイーブな全文検索は単なる中間一致検索です。しかし、現実に人が入力するテキストは揺れまくっているので単なる中間一致検索では必要な情報を見つけられません。たとえば、「(090)1234-5678」も「090ー1234ー5678」も「09012345678」もすべて同じ電話番号として扱いたいのが現実です。
MySQLとPostgreSQLの全文検索機能ではこのようにゆるい全文検索を高速に実現することができません。そこでMroonga・PGroongaです。Mroonga・PGroongaを使ってMySQL・PostgreSQLだけで高速にゆるく全文検索する方法を紹介します。
タイムテーブル
https://www.db-tech-showcase.com/dbts/tokyo#link-9-1
おわりに
8.03からの詳細な変更点は8.06リリース - 2018-08-29を確認してください。
それでは、Mroongaでガンガン検索してください!